【旅行記】米子発のエアソウルで韓国はソウルとDMZに行ってきた!
以前の記事で紹介した「エアソウル山陰ファンクラブ」の特典を利用して、2泊3日の韓国旅行に行ってきました。旅行記を書こうと思っていたのですが、いろいろと忙しくしたりダラダラしたりしていると帰国からだいぶ時が経ってしまったので、どこに行ったのか、移動手段やお金はどうしたのかといったことを記しておこうと思います。
米子空港からソウルの仁川空港までお得に行く方法の記事は↓にリンク貼っておくので、もしよろしければ読んでみてください。
基本情報
日程は、2017年10月27日~29日。
往路 米子空港 12時発ー仁川空港 13時30分着。
復路 仁川空港 12時半発ー米子空港 14時着。
使用機材 A321
人数 男2人
宿泊先 Morning Sky Hotel
観光エリア ソウル、DMZ
両替 東大門の個人両替商から¥5000相当。相方は空港でいくらか。僕よりは多く換金していた。クレジットカードはマクドナルドでの朝食にのみ1度使用。
1日目
大学の友人が同一時間帯で米子空港から羽田に飛ぶという話を聞き、米子空港まで彼の車で送ってもらいました。
米子空港には無料の駐車場があります。第一から第三駐車場まであるのですが、第一はいつも混んでいて、第二、第三だとすんなり駐車できるというのが僕のイメージです。オススメは、すいていて、歩道橋を渡らなくて済む第三駐車場です。また、米子空港は、松江駅と米子駅からシャトルバスが運行しており、JR境線の米子空港駅が隣接しているので、米子・松江両都市の中心部との接続が非常にいい空港です。
空港でのチェックインを済ますと、2階にある飲食店「炉端かば」で食事をして搭乗を待ちました。
仁川空港に着くと、空港鉄道のA′REXの各駅停車でソウル駅まで。ちなみに、空港からソウル市街地までは、鉄道利用だとA′REXの各駅停車と直行便、韓国の新幹線であるKTXの3種類の選択肢があります。帰りはKTXに乗りたいなって相方と話していたのですが、ダイヤの関係で往路同様の各駅停車を利用しました
電車を降りると、ソウル駅の旧駅舎を見学しました。ココ、東京駅の丸の内駅舎そっくりなんです。構内では、現代アートの展示をしていました。芸術に明るくない僕ですが、すごく楽しめました。
次に、ソウルの代表的な観光地である崇礼門に訪れました。南大門というエリアにあり、ソウル駅から徒歩圏内です。(と言うか、ソウルは徒歩圏内に代表的な観光地が集まっているように思います。)ソウル駅から崇礼門までの道中空中回廊のような歩道橋があるのですが、そこにはいくつかのピアノが設置してあり、市民が自由に演奏できる場となっていました。他のエリアでも感じたのですが、ソウルは街中にアートと接する場が多い都市という印象を受けました。崇礼門は、漢陽都城の南正門の役割を果たしていた建物です。
次に訪れたのはソウル支庁付近のエリア。まずは、徳寿宮。大韓帝国設立の場となった朝鮮時代の宮です。入場料として大人₩1000、小人₩500必要です。次にソウル市立美術館。国内外の現代美術を多く展示してありました。
美術館から出ると、日が暮れていたので明洞でサムギョプサルを食べてホテルに向かいました。お店の名前は覚えてないのですが、2人前で₩16000でした。ソウルでも料理が安いのは韓国の良いところですよね。
今回利用したMorning Sky Hotelというホテル、地下鉄駅からは少し離れてますが、明洞と東大門、南大門の間にあるので非常に立地が良かったです。ホテルで少し休憩すると、今度は東大門エリアに向かいました。街ブラして、ウィンドウショッピングして夜のソウルを楽しみました。時期的にハロウィンパーティーをしていて、仮装している人もいました。ソウルは深夜でも営業している店が多く時間をあまり気にせず楽しめます。
この日は空港から市街地までの移動以外は全て徒歩での移動でした。地下鉄が不便だとか、お金がないとかそんな理由ではなく、若さを武器にちょっと歩けばすぐ次の目的地までたどり着けるんです。
2日目
この日はDMZの1日ツアーを申し込んでいたのですが、直前に旅行会社から午後はツアーをできない旨の連絡があり、午前中の半日ツアーに変更し参加しました。
集合場所は明洞にあるプレジデントホテル。集合時間に遅れるわけにいかなかったので、ホテルの最寄り駅から地下鉄に乗って向かいました。
DMZとは軍事境界線という意味で、板門店、つまり南北境界線のあるエリアの事です。韓国と北朝鮮が会談する場として使われており、国連軍と北朝鮮軍が警備しています。
日本語ガイドのバスに乗り込み、北へ向かいます。バスの車内ではガイドさんが様々な案内をしてくださいました。南北を通る河に設置してある有刺鉄線のこと、徴兵制のこと、車窓から見える施設のこと、山肌で韓国と北朝鮮を見分ける方法、DMZ内にある韓国の学校の事etc.
軍事停戦委員会の本会議場(テレビでよく出てくる青い建物)では少しの間境界線を越えることができます。ただ、ツアーに同行する韓国軍の軍人さんが許可した場所・方角でしか写真撮影をすることができないことや、北朝鮮の軍人とのコンタクトをとることが禁止されていること、未だに南北の境界には高さ30cm程度の壁が設置されていることなど終戦ではなく停戦であることを痛感させられる場所でした。また、僕が最もそのことを意識したのは、DMZ内に入り、見学をする前に命の保証がないという内容の書類にサインをさせられた瞬間でした。幸い何事もなかったですが、数日後に北朝鮮兵が脱北を図って銃撃戦?が起こったので、ホントにホントに...
韓国に行く機会があれば是非行っていろんなことを感じてきてください。
ツアーから帰ると、光化門広場で行われていた大規模なデモを見学して、景福宮に行きました。ツアーのガイドさんが教えてくれたのですが、ちょうど僕らがソウルにいた日が毎年行われ、国中から人が集まる有名なデモが行われる日だったそうです。そのため、道路は渋滞し、街は人でごった返していました。デモは、お昼から始まり、夜まで続きました。
折角だから世界遺産も観に行こうということで、昌徳宮にも行きました。入館料は大人₩3000、小人₩1500です。都心に位置する朝鮮時代の宮廷です。なかなか規模の大きい建物でした。
途中カフェで休憩して、北村屋村へ。ここは韓国の朝鮮時代の王族や高級官僚が住んでいた場所で、歴史的な街並みが保存されています。坂の多い地域で写真を撮るのにうってつけのスポットです。チマチョゴリを着て観光している人を多く見かけました。
夕食は、明洞でタッカルビを。僕史上最も辛い食事でした。(;´Д`) 食後は明洞を街ブラ。お土産はスーパーで。
この日も朝の地下鉄とツアー以外は全て徒歩。交通系ICカード買ってなくてよかったです。(笑)
3日目
最終日はのんびりと朝起きて、ソウル駅まで歩いて空港鉄道に乗り、飛行機のチェックインを済ますと、免税の手続きをして日本に帰りました。次に来ることがあれば、仁川の街も観てみたいなと思いながらのフライトでした。
ソウルの地下鉄は、チケットがコインの形をしています。出口付近にあり機会にそのチケットを投入すると料金の一部が還ってくるという仕組みになっています。電車のチケット一つとってみても国によって違いが感じられるので海外旅行は楽しいです。